※本記事はプロモーションを含みます
アニメ『これ描いて死ね』の舞台は、東京都の離島「伊豆大島」(作中では「伊豆王島」)です。
波浮港(はぶみなと)や三原山、岡田港など、原作者・とよ田みのるさんの故郷でもある伊豆大島の風景が、そのまま作品の舞台として描かれています。
この記事では、実際に巡れる聖地スポットと、現地で開催中のスタンプラリー情報までまとめて紹介します。
この記事を読むとわかること
- 『これ描いて死ね』の舞台が伊豆大島である理由
- 作中に登場する具体的なロケ地・聖地スポットとキャラクターの対応
- 現地で開催中の聖地巡礼スタンプラリーの詳細
- 効率よく聖地巡りをするためのヒント
『これ描いて死ね』の舞台はなぜ伊豆大島なのか?
結論から言うと、『これ描いて死ね』の舞台である「伊豆王島」は、伊豆大島がモデルになっています。
原作者のとよ田みのるさんが伊豆大島出身であることが、その最大の理由です。
本作は、伊豆王島に暮らす高校1年生・安海相(あんかいそう)が、漫画を読むだけでなく“つくる”ことに目覚めていく青春群像劇。
とよ田さんは「ゲッサン」(小学館)で本作を連載し、2023年には「マンガ大賞2023」で大賞を、さらに第70回小学館漫画賞も受賞しています。
そんな評価の高い原作を、シンエイ動画がアニメーション制作を手がけ、日本テレビ系列で2026年7月3日からテレビアニメ化。毎週金曜23時30分から、全国30局ネットで放送されています。
エンディングテーマにはLegal Lilyの「コニファー」が起用されており、原作の静かな余韻を音楽面でも支えている印象です。
原作者自身の故郷が舞台になっているぶん、風景描写のリアリティが高く、聖地巡礼のしがいがある作品だと言えるでしょう。
実際に現地で風景を見比べてみると分かりますが、単に似た島を選んだのではなく、港の形や坂道の角度まで作画に反映されている印象を受けます。
この「実写のような再現度」こそが、本作の聖地巡礼が単なる観光と一線を画す理由だと筆者は考えています。
主な聖地・ロケ地はどこ?作中シーンとの対応まとめ
伊豆大島には、作中のシーンに直結する聖地スポットが数多く存在します。
まず押さえておきたいのが「波浮港見晴らし台」です。所在地は東京都大島町差木地。波浮港を一望できる高台の展望スポットで、アニメでは登場人物・赤福幸(あかふくさち)の家の前として描かれています。
湾の曲線と港町の広がりを一度に見渡せる、本作でも屈指の景観スポットです。
実際に立ってみると、赤福幸が窓から見ていたであろう景色がそのまま広がっており、キャラクターの生活圏を体感できる場所だと感じます。
続いて「波浮港」そのものも重要な聖地。所在地は東京都大島町波浮港8-4。主人公・安海相が登校途中に漫画『ロボ太とポコ太』を読み、手島先生に指導を受けるシーンなど、物語を通して幾度も登場する港です。
波浮港は1801年に開港した歴史ある港で、運が良ければ夕方に海亀が見られることもあるといいます。

「HavCafe」の近くの街並みも、レトロな雰囲気を残すロケ地の一つ。さらに、揚げ物メニューが充実した「鵜飼商店」は、コロッケが特に人気の実在店舗です。
このお店の近くにある階段は、安海相が登校時に駆け上がる階段のモデルとされ、晴れた日には格別の景色が楽しめるといいます。
物語の中では何気ない通学シーンですが、実際にこの階段を上ってみると、相の息づかいや焦りまで想像できるような気がしてくるから不思議です。
波浮エリアには、レトロな建物が印象的な甘味処「島京梵天(とうきょうぼんてん)」もあり、聖地巡礼の合間の休憩スポットとして紹介されています。
そして、安海相がコミティア参加のために乗船するシーンで登場するのが「岡田港」。元町港と並ぶ島の玄関口で、リニューアルされたばかりの港でもあります。
もうひとつ触れておきたいのが、藤森心(ふじもりしん)や手島零(てしまれい)といった主要キャラクターの動線です。作中では彼らも波浮の坂道や港沿いを歩くシーンが多く、後述するスタンプラリーの各キャラスタンプ設置場所とも重なっています。
これらのスポットが作中の具体的なシーンと結びついているからこそ、単なる観光地巡りとは違う「物語をなぞる楽しさ」が生まれるのだと考えられます。
なぜ波浮港が舞台になった?地形と歴史から解説
波浮港が本作のメイン舞台に選ばれた背景には、この港町ならではの独特な地形と歴史があります。
波浮港は、もともと火口湖だった「波浮の池」を、江戸時代に秋廣平六(あきひろへいろく)という人物が幕府に願い出て切り開き、海とつなげてできた港だと伝えられています。
港の見晴台には、この工事を成し遂げた平六の銅像が今も港を見守るように立っています。
地元に伝わる話では、この工事には多額の費用と多数の人手、そして数ヶ月単位の工期がかかったとされていますが、資料によって具体的な数値には差異も見られるため、正確な工費・人数については大島町や観光協会の公式資料での確認をおすすめします。
こうした歴史の重みが、時が止まったようなノスタルジックな風景を生み出しているのでしょう。
実際、波浮港はこれまでも川端康成の小説『伊豆の踊子』の舞台となった旅館「旧港屋旅館」が残る場所であり、1923年には野口雨情作詞・中山晋平作曲の名曲『波浮の港』の舞台にもなっています。
多くの文化人や画家に愛されてきた土地だからこそ、『これ描いて死ね』の舞台としても説得力があるのだと、筆者としては感じます。
漫画を「つくる」ことをテーマにした本作が、これほど多くの創作物を生んできた港町を舞台に選んだのは、偶然ではなく必然だったのかもしれません。
聖地巡礼スタンプラリーはいつからいつまで?
伊豆大島町では、アニメ放送を記念した公式スタンプラリーが2026年7月17日(金曜日)から10月31日(土曜日)まで、島内6ヶ所を回る形で開催されています。
台紙は500枚限定で、なくなり次第終了となる点には注意が必要です。
台紙は「大島観光協会」(東京都大島町元町1-3-3)で入手でき、島内6ヶ所のチェックポイントを回ってスタンプを集める仕組みです。
- 大島公園事務所……安海相スタンプ
- 元町港船客待合所……手島零スタンプ
- 踊り子の里「旧港屋旅館」……藤森心スタンプ
- 三原山レストセンター……赤福幸スタンプ
- 大島かめりあ空港ターミナル……石龍光スタンプ
- 大島観光協会……ポコ太スタンプ
6ヶ所のうち4種類のスタンプを集めると、先着500名限定で番組オリジナルステッカーがもらえます。
引き換え場所は大島観光協会で、引換時間は8時30分から17時00分(土日祝日も可)とのことです。

台紙の配布は1人1枚まで。台紙や景品がなくなり次第、イベント自体が終了となるため、参加を検討している方は早めの計画がおすすめだと言えるでしょう。
各チェックポイントがキャラクターごとに割り振られている点も面白く、聖地巡りと同時に「推しキャラの担当場所」を回る楽しみ方ができるよう設計されているように見えます。
なお、景品や引換条件、開催期間は今後変更される可能性もあるため、最新情報は必ず大島観光協会の公式案内で確認するようにしてください。
世間の反応・注目ポイントは?聖地としての伊豆大島
放送開始からまだ日が浅いものの、伊豆大島は「聖地」としてすでに多くの巡礼ファンを集めているようです。
伊豆諸島全体の観光客数については、近年減少傾向が続いてきたとする報道や資料も見られ、そうした背景の中で本作の放送とスタンプラリーの開催は、島に新たな注目を集める好材料になっていると見ることができます。
正確な観光客数の推移については、東京都や大島町が公表している最新の観光統計を確認するのがよいでしょう。
また、伊豆大島は本作以外にも数々の作品の舞台になってきました。三原山は映画『ゴジラ』(1984年)のラストシーンに登場した場所として知られ、それにちなんだご当地グルメ「ゴジラカレー」も販売されています。
こうした“重ね聖地”とも言える土地の厚みが、単発のブームで終わらないファン層を生み出しているのではないかと、筆者としては考えます。
聖地巡礼という観点で見れば、初めて伊豆大島を訪れるファンにとっても、複数の作品の足跡をたどれる島というのは大きな魅力になるはずです。
考察:伊豆大島の聖地巡礼は今後どうなっていくのか
ここからは筆者自身の見立てになりますが、『これ描いて死ね』の聖地巡礼は、しばらく息の長いムーブメントになる可能性が高いと感じています。
理由は大きく2つあります。ひとつは、原作者自身の出身地を舞台にしているという“本物感”です。
架空の設定ではなく実在の風景がベースになっているため、ファンが「答え合わせ」をしながら旅をする楽しさが生まれやすいのです。
もうひとつは、伊豆大島側の受け入れ体制の早さです。
放送開始から間もない7月17日にはすでにスタンプラリーが始まっており、行政と観光協会が一体となって動いている印象を受けます。
個人的には、こうした「作品放送と同時に自治体側が具体的な仕掛けを用意する」姿勢は、近年のアニメツーリズムにおいて成功しやすいパターンだと考えています。
他の離島でも、映画やアニメの公開・放送をきっかけに観光客数が大きく伸びた例が報じられることがあり、伊豆大島にも同様の効果が期待できるのではないでしょうか(具体的な増加率は作品や地域ごとに異なるため、断定は避けたいところです)。
一方で、台紙500枚という限定数からもわかるように、今回のスタンプラリーはあくまで放送記念の期間限定企画です。
アニメの人気が今後どこまで続くかによって、聖地としての注目度が一過性で終わるか、定番化するかが左右されると見ています。
いずれにせよ、実際に波浮港や三原山を歩いてみると、作品世界と実在の風景が驚くほど自然に重なっていることが体感できるはずです。
この記事のまとめ
『これ描いて死ね』の舞台は、原作者・とよ田みのるさんの故郷である伊豆大島です。
波浮港見晴らし台や波浮港、鵜飼商店、島京梵天、岡田港など、作中シーンに対応する具体的な聖地が島内に点在しています。
さらに2026年7月17日から10月31日まで、6ヶ所のチェックポイントを回るスタンプラリーが開催中で、4種類集めると番組オリジナルステッカーがもらえます(先着500名、台紙500枚限定)。
物語の舞台となった風景をたどりながら、伊豆大島ならではの歴史や自然にも触れられるのが、この聖地巡礼の魅力だと言えるでしょう。
よくある質問
『これ描いて死ね』の舞台のモデルはどこですか?
東京都の伊豆大島がモデルです。作中では「伊豆王島」として描かれています。
聖地巡礼スタンプラリーはいつまで開催していますか?
2026年7月17日から10月31日までですが、台紙500枚がなくなり次第終了となります。開催期間や景品内容は変更される可能性があるため、最新情報は大島観光協会で確認してください。
伊豆大島へはどうやって行けますか?
東京・竹芝桟橋から大型客船「さるびあ丸」で約4時間半のほか、飛行機を使うルートもあります。
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