『生徒会にも穴はある!』は、めちゃコミックで24件のレビューが付き、平均★3.8です。★1は0件で、全体としてはおおむね好評といえます。
ただし評価ははっきり分かれます。濃いキャラと攻めたギャグが「クセになる」という人がいる一方で、「読み疲れる」「期待と違った」という人もいます。
2026年10月3日からはTVアニメも放送中です。この記事では、レビューの数字と中身、公式の作品データ、アニメ情報、同ジャンルの『生徒会役員共』との違いを整理し、本作が自分に合うかどうかを判断できるようにまとめます。
『生徒会にも穴はある!』は面白い?口コミ評価の結論は「好みは分かれるが満足度は高め」
結論から言うと、満足度は比較的高い作品です。ただし、ノリが合うかどうかで評価が大きく変わります。
めちゃコミックでは、2026年10月時点で平均★3.8(全24件、うちネタバレを含むレビュー11件)でした。
評価の内訳は、★5が33%、★3が17%、★1が0%です。残りの50%を★4と★2が占めています。ただし、★4と★2それぞれの割合は今回確認できませんでした。
★1がゼロで、★5が3分の1を占めるという分布です。この数字からは、強く否定する読者はほとんどおらず、評価は「中くらい〜高め」の範囲に集まっていると読めます。
電子書籍ストアのDMMブックスでは、第12巻へのレビューが平均★4.6(7件)でした。
どちらもレビューの母数は多くありません。数件の投稿で平均が大きく動くため、数字は傾向を見る目安として受け取るのが妥当です。
『生徒会にも穴はある!』とはどんな漫画?作品データと主要キャラ
まずは公式情報をもとに、作品の基本を整理します。
- 作者:むちまろ
- 掲載誌:講談社「週刊少年マガジン」
- 形式:日常4コマの学園ラブ&コメディ
- 単行本:第1巻は2022年9月16日発売。最新刊は第13巻(2026年8月17日発売)
- 関連書籍:お色気回を集めた公式フルカラー版『生穴せれくしょん!』(2025年7月16日に第1巻発売)
- 受賞歴:次にくるマンガ大賞2023 コミックス部門第1位
舞台は、町はずれにある進学校の私立藤成(ふじなす)学園です。国語は抜群なのに理系科目が壊滅的な文学青年が、留年を避けるため、内申点を目当てに生徒会へ入るところから物語が始まります。
累計発行部数はアニメ化の前後でどう変わった?
この記事で独自に追ってみたのが、累計発行部数の推移です。各時点の公式発表やニュース記事で紹介された数字を並べると、次のようになります。
- 2025年4月(アニメ化決定の発表時):累計160万部突破
- 2026年7月(放送時期とキャストの発表時):累計230万部突破
- 2026年8月(メインPV公開時)以降:累計270万部突破
アニメ化の発表から約1年4か月で、110万部が積み上がった計算です。
この期間には第11〜13巻の新刊発売も挟まっています。そのため、増加分のすべてをアニメ化の効果とは言えません。
それでも、発表前の約2年半で160万部だったことを考えると、連載後半になって伸びるペースが落ちていない点は注目に値すると筆者は考えています。
主要キャラクター一覧
レビューでは名前だけが出てくることが多いので、主要メンバーを役職とあわせてまとめておきます。
| キャラクター | 役職・立場 | ひとことで言うと |
|---|---|---|
| 水之江梅(みずのえ・うめ) | 高等部1年・生徒会書記 | 国語は満点級、理系は壊滅の文学青年。主人公 |
| 古都吹寿子(ことぶき・ひさこ) | 高等部3年・生徒会長 | カリスマだが実はむっつりで、どこか抜けている |
| 照井有栖(てるい・ありす) | 会計 | 清楚で優しいのに、なぜか怖い |
| 尾鳥たん(おとり・たん) | 生徒会メンバー | 生意気でかわいい男の子。トラブルメーカー |
| 陸奥こまろ(むつ・こまろ) | 庶務 | 小柄な「捨て猫」系。ほっこり回の中心 |
梅に生徒会入りを勧めるのは、担任の平塚敏深です。脇役まで印象が強いのも本作の特徴です。
『生徒会にも穴はある!』のアニメはいつから?放送・配信・スタッフ情報
TVアニメは、2026年10月3日(土)24時30分から放送されています。公式情報で確認できた内容は次のとおりです。
- TV放送:TOKYO MX・BS11・群馬テレビ・とちぎテレビで毎週土曜24:30〜
- 規制解除版:AT-Xで10月6日から毎週火曜23:30〜
- 配信:dアニメストアで地上波と同時・最速配信。DMM TV、U-NEXT、Amazonプライム・ビデオ、Netflixなどでも配信されています。サービスによっては規制解除版も選べます
- アニメーション制作:パッショーネ
- 主題歌:OPは三月のパンタシア「風の中は走るっきゃないっ!」、EDはナナヲアカリ
スタッフは、監督が龍輪直征さん、キャラクターデザインが今村亮さん、シリーズ構成・脚本が横谷昌宏さんです。
公式発表では、3人の代表作として次の作品が紹介されています。
- 龍輪直征さん:『大室家 dear sisters / dear friends』
- 今村亮さん:『お兄ちゃんはおしまい!』
- 横谷昌宏さん:『負けヒロインが多すぎる!』
キャストは、水之江梅役が坂田将吾さん、古都吹寿子役が白石晴香さん、陸奥こまろ役が富田美憂さん、尾鳥たん役が河野ひよりさん、照井有栖役が石上静香さん、平塚敏深役が内山夕実さんです。
なお、全何話か、何クールか、原作のどこまでをアニメ化するかについては、今回確認できた範囲では公式発表が見当たりませんでした。
配信先や放送枠は変わる場合があります。最新の情報は公式サイトで確認してください。
地上波版とは別に「規制解除版」が用意されていることから、筆者は、お色気表現を作品の大事な要素として制作側も扱っていると受け取っています。
「面白い」派の口コミは?キャラの個性とほっこり回が高評価
ここからは、実際のレビューの中身を見ていきます。まずは好意的な声です。
誰が主人公でも成立するほどキャラが強い
最も多かったのは、キャラクターの個性を評価する声でした。
ある読者は、どの登場人物が主役になっても成り立つほど個性派がそろっていると評価していました。別の★5レビューでは、読み返すほどキャラの魅力が増すので、紙の単行本を持っているのに電子版も買ってしまったと書かれていました。
推しとして名前が挙がったキャラも、寿子、尾鳥たん、照井有栖などさまざまでした。12巻では有栖を一番の見どころに挙げる声もあります。
読者ごとに推しがばらばらなことは、群像型のギャグ漫画としての強さを示していると筆者は考えます。
ドタバタの中に「ほっこり」がある
ギャグ一辺倒ではない点も評価されています。
特にこまろの回は、DMMブックスのレビューで「本作の良心」と呼ばれ、泣きそうになったという感想もありました。ただ、すぐ次の話で感動が吹き飛ぶという声もあり、その落差も含めて楽しまれているようです。
講談社の単行本紹介でも、3巻にはこまろが優しく奮闘する話、7巻にはこまろの小さな夢の話が収録されていると案内されています。ほっこり回は単発ではなく、シリーズを通して意識的に配置されていることが分かります。
脇役まで濃く、4コマでサクサク読める
序盤に出てくる教師キャラが強烈で、主人公より気になったという声もありました。
4コマは1本ごとにオチがつくため、スキマ時間に読みやすいのも利点です。あっという間に読み終わったという感想も見られます。
2026年10月19日に投稿された最新のレビューでは、最近の展開を高く評価したうえで、アニメをもっと見たいという期待も書かれていました。

「つまらない」派の口コミは?読み疲れ・期待とのズレという声
次に、否定的な意見と中立的な意見を見ていきます。
説明やツッコミが多くて疲れる
目立ったのは「読み疲れ」の指摘です。心理描写をいちいち説明される、ドタバタした作風に疲れた、という感想がありました。
4コマに情報量とツッコミを詰め込むスタイルは、テンポが合えば心地よく読めます。一方で、合わない人には「にぎやかすぎる」と感じられやすいのだと思います。
学園ドラマを想像していたら違った
★3を付けた読者は、「生徒会」という題材から学園ドラマを想像していたため、キャラの濃さに驚いたと書いていました。
それでも、生徒会の仕事はきちんとこなしている点は評価していました。作品の出来というより、読む前の期待とのズレが点数に出たケースと言えそうです。
お色気要素は「攻めている」とも「控えめ」とも
本作は、下ネタやお色気を含むコメディです。この点については、少年誌なのに攻めていて面白いという声と、期待したほどではなかったという声の両方がありました。
★5のレビューにも、下ネタが苦手な人は注意したほうがよいかもしれないという一言が添えられていました。
夫は面白いと言うが自分はいまいちだった、という家族内で評価が割れたレビューもあります。この読者は、本作は評価が両極端になりやすいと分析していました。身近な人同士でも感想が分かれることは、「刺さる人には深く刺さる」作品の性質をよく表しています。
『生徒会にも穴はある!』の賛否はなぜ分かれる?データから見る傾向
ここでは、レビューの数字から読み取れる傾向を整理します。サンプルが少ないため、断定ではなく仮説として読んでください。
めちゃコミ★3.8とDMM★4.6の差
めちゃコミックの★3.8は作品全体へのレビューで、DMMブックスの★4.6は第12巻だけへのレビューです。
比べている対象が違うため、単純に比較することはできません。ただ筆者は、12巻まで読み進めた人は、もともと作風が合っている読者が中心なのではないかと考えています。
序盤で合わない人は早めに読むのをやめ、合う人は長く読み続けて高い評価を付ける。クセの強いギャグ漫画でよく見られる構図です。ただし、DMMのレビューは7件しかないため、強い裏付けにはなりません。
否定的な声の中身は「好み」が中心
否定的な意見は、「疲れる」「期待と違った」「自分には合わない」といった相性に関するものが中心でした。今回見た範囲では、絵が崩れている、話が破綻しているといった完成度への批判は見当たりませんでした。
ただし、「最初は面白くて」という見出しのレビューもあり、途中から評価を下げた読者がいる可能性はあります(本文が非表示のため詳細は不明)。
評価を左右する3つのポイント
レビュー全体から、評価が分かれるポイントは次の3つに整理できます。
| 評価ポイント | 「面白い」と感じる人 | 「つまらない」と感じる人 |
|---|---|---|
| キャラのノリ | 濃い個性がクセになる | キャラが強すぎて疲れる |
| お色気・下ネタ | 攻めた表現が楽しい | 苦手、または期待ほどではない |
| 4コマのテンポ | サクサク読める | 説明やツッコミが多く読み疲れる |
自分の好みをこの表に当てはめると、合うかどうかの見当をつけやすくなるはずです。

『生徒会にも穴はある!』と『生徒会役員共』の違いは?筆者の考察
結論から言うと、『生徒会役員共』は下ネタの切れ味で勝負するギャグ型、『生徒会にも穴はある!』は関係性の変化という縦軸を持つラブコメ型だと筆者は見ています。ここからは筆者の私見です。
恋愛の扱い方がまったく違う
氏家ト全さんの『生徒会役員共』は、週刊少年マガジンで長く愛され、アニメ化もされたこのジャンルの代表作です。
この作品では、主人公の津田タカトシの周りに好意をにおわせる女子が何人もいながら、関係ははっきり進まないまま、言葉遊びとしての下ネタを積み重ねていく作りでした。恋愛はあくまでネタの土台で、物語の主軸には置かれていなかったと筆者は受け取っています。
一方、『生徒会にも穴はある!』の公式のジャンル名は「ラブ&コメディ」です。講談社の紹介によると、6巻では会長の恋の進展、7巻では会長と梅のお弁当回、最新の13巻では会長と梅のデートが描かれています。
ギャグの下に、キャラ同士の関係の変化という縦軸を通している作品です。こまろのほっこり回のような「泣かせる」話も含めて、感情の起伏まで楽しませる作りだと言えます。
『生徒会役員共』ファンには合う?
お色気ギャグへの抵抗感という点では、『生徒会役員共』のファンならまず問題なく楽しめるはずです。
ただし、純粋に下ネタの密度と切れ味を求める人は、ほっこり回や恋の進展をまどろっこしく感じるかもしれません。逆に、役員共で関係性の進展を見たかった人には、本作のほうが刺さる可能性があります。
レビューにあった「学園ドラマだと思ったらキャラが濃くて驚いた」という声と、「お色気が期待ほどではなかった」という声は、まさにこの二つのジャンルの中間に立つ作品ならではの反応だと感じます。
長く続く理由は「関係性の縦軸」
7巻を見ると、脱衣麻雀のような振り切ったギャグ回と、こまろの夢の話や会長と梅のお弁当回が同じ巻に並んでいます。この構成は、本作の設計をよく表しています。
ギャグだけの作品は、ネタの新鮮さが落ちると勢いを失いがちです。本作は関係性の変化を追う楽しみを並行して走らせることで、13巻まで続く持続力を得ているのだと筆者は考えます。
アニメ化で『生徒会にも穴はある!』の評価はどう動く?
ここも筆者の見立てです。
スタッフの組み合わせが作風に合っている
先ほど紹介したとおり、シリーズ構成の横谷昌宏さんは『負けヒロインが多すぎる!』、監督の龍輪直征さんは『大室家 dear sisters / dear friends』が代表作として紹介されています。
にぎやかな会話劇と、女の子たちの日常のかわいさ。本作に必要な二つの要素それぞれに実績のある布陣だと評価しています。
「読み疲れ」はアニメで解消されるか
原作の否定的な声で目立ったのは、説明やツッコミの多さによる読み疲れでした。
梅役の坂田将吾さんは、キャスト発表時のコメントで、梅が物語の中でツッコミの塊のような存在になっていくと語り、全力でツッコミに挑んでいると明かしていました。
文字では重く感じたツッコミも、声と間が付くとリズムとして伝わりやすくなります。原作で疲れを感じた人ほど、アニメでは印象が良くなる可能性があると筆者は考えています。
お色気表現は「選べる形」が現実的
お色気表現は、映像になると印象が強まりやすい要素です。地上波版と規制解除版の二本立ては、賛否を見越して視聴者に選択肢を用意した現実的な判断だと筆者は評価しています。
一方で、話数やクール数が公式発表で確認できない以上、アニメが原作のどのあたりまで描くのかはまだ分かりません。恋の進展という縦軸がどこまで映像化されるかによって、新規ファンの定着度は変わってくるはずです。今後の公式発表を待ちたいところです。
まとめ:『生徒会にも穴はある!』は合う人には「当たり」の学園ラブコメ
『生徒会にも穴はある!』は、むちまろさんが週刊少年マガジンで連載している4コマの学園ラブ&コメディです。累計発行部数は、アニメ化決定時の160万部から270万部まで伸び、2026年10月3日からはTVアニメも放送されています。
めちゃコミックでは24件で平均★3.8(★1は0件)、DMMブックスの第12巻は7件で平均★4.6と、母数は少ないながら評価は高めです。
「面白い」派はキャラの個性、ほっこり回、攻めたギャグを評価していました。「つまらない」派は、読み疲れ、期待とのズレ、お色気の好みを理由に挙げていました。
向いている人
- 濃いキャラ同士の掛け合いや、推しキャラ探しが好きな人
- ギャグの中に恋の進展やほっこり回もほしい人
- 『生徒会役員共』のような下ネタギャグを笑って楽しめる人
合わないかもしれない人
- 落ち着いた学園ドラマを期待している人
- 下ネタやお色気表現が苦手な人
- ツッコミや説明の多い、にぎやかな作風に疲れやすい人
迷っているなら、まずはアニメの第1話か原作の序盤で、ノリが合うかどうかを確かめてみるのが確実です。
よくある質問
『生徒会にも穴はある!』はつまらないって本当?
強く否定する声は少数です。めちゃコミックでは★1が0件で、否定的な意見も「疲れる」「合わない」といった相性に関するものが中心でした。
原作は何巻まで出ている?
最新刊は第13巻で、2026年8月17日に発売されています。最新の刊行状況は講談社の作品ページで確認してください。
アニメは全何話?原作の何巻までやる?
今回確認できた範囲では、話数、クール数、原作のどこまでを描くかは公式から発表されていません。放送・配信の詳細は、本文の「アニメはいつから?」の章を参照してください。



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