『タヌキとキツネ』LINEスタンプが終了した理由は?販売終了の背景と今買える代わりのスタンプ

スマートフォンのLINE画面に、ゆるいタッチのタヌキとキツネのスタンプが並んでいるイメージ タヌキとキツネ
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『タヌキとキツネ』のLINEスタンプは終了していません。2026年10月3日時点で、LINE STOREの販売元ページにはシリーズ6種がすべて並んでいます。

それでも「タヌキとキツネのスタンプが終了した」「消えた」と感じる人がいるのには、具体的な理由がいくつかあります。この記事では、6種の発売時期と個数、「終了」と言われる背景、そして今後どんな場合に販売終了がありえるのかを整理します。

『タヌキとキツネ』LINEスタンプは終了した?2026年10月時点の販売状況

シリーズのスタンプが販売終了したという公式発表は見つかりませんでした。

『タヌキとキツネ』は、漫画家・イラストレーターのアタモト先生がSNSで発表してきた作品です。少し抜けているタヌキと、少しいじわるなキツネが、お山で仲良く暮らす日常を描いています。

単行本はフロンティアワークスのレーベル「リラクトコミックス」から出ています。アニメイトタイムズが2018年に報じた記事によると、最初の単行本は2016年11月に刊行されました。2026年が「誕生10周年」とされているのは、この流れを受けたものです。

LINEスタンプも、販売元は同じ株式会社フロンティアワークスです。筆者は2026年10月3日に、LINE STOREの販売元ページ(株式会社フロンティアワークスのスタンプ・絵文字一覧)を確認しました。

一覧は全14件で、そのうちタヌキとキツネのスタンプは次の6種でした。6種すべてが一覧に掲載されています。

スタンプ名種類発売時期個数
動くタヌキとキツネ敬語スタンプ動くスタンプ2019年7月17日告知に記載なし
動くタヌキとキツネほめるスタンプ動くスタンプ2020年1月9日告知に記載なし
はやく動くタヌキとキツネスタンプ動くスタンプ2020年7月3日告知に記載なし
タヌキとキツネ 動くちびっこスタンプ動くスタンプ2020年12月下旬ごろ告知に記載なし
動くタヌキとキツネ日常スタンプ動くスタンプ2021年10月22日告知に記載なし
タヌキとキツネ ゆるっとスタンプ動かないスタンプ(モノクロ)2025年11月全40種

個数は、フロンティアワークスが告知で公表していたのが「ゆるっと」の全40種だけでした。ほかの5種は、購入前にLINEアプリの販売ページのプレビューで確かめてください。

価格は、各スタンプの発売時の告知で「250円(税込)または100コイン」と案内されていました。敬語スタンプは、作品の公式サイトのグッズ欄に2019年当時の価格として240円(税込)と載っています。

表示価格は時期や地域によって変わることがあります。最新の価格はLINEアプリかLINE STOREで確認してください。


タヌキとキツネのLINEスタンプはいつから出ている?発売の流れ

「終了したのでは」と考える前に、6種がどう積み上がってきたかを時系列で見ておきます。

2019年7月17日:動くタヌキとキツネ敬語スタンプ

アニメイトタイムズによると、これがシリーズ初の「動く」LINEスタンプでした。同じ記事で、ロフトのポップアップストアでの新作グッズ発売もあわせて告知されています。

2020年1月9日:動くタヌキとキツネほめるスタンプ

フロンティアワークスのプレスリリースによると、オオカミ、クマ、ウサギ、トリも登場する「とにかく相手をほめる」内容です。このリリースでは、東京でのポップアップショップも関連情報として案内されていました。

2020年7月3日:はやく動くタヌキとキツネスタンプ

フロンティアワークスの告知に、クリエイターズスタンプとしての発売日が書かれています。

2020年12月下旬ごろ:タヌキとキツネ 動くちびっこスタンプ

アニメイトタイムズが販売開始を報じた時期です。ファンに人気の「ちびっこ」シリーズのスタンプとして、小さいタヌキとキツネ、クマ、オオカミが動く内容だと紹介されていました。

2021年10月22日:動くタヌキとキツネ日常スタンプ

フロンティアワークスのプレスリリースに、リリース日として書かれています。

2025年11月:タヌキとキツネ ゆるっとスタンプ

モノクロ漫画『タヌキとキツネ ゆるっと』の発売日である2025年11月14日に、フロンティアワークスが新作LINEスタンプとして告知しました。ゆるっとしたタッチのモノクロスタンプで、全40種です。

並べてみると、新しいスタンプが数年おきに出ていて、2019年の最初の1本も2026年10月時点で一覧に残っています。

「新作が出続けていて、旧作も消えていない」。この事実が、「終了した」という見方への一番はっきりした反証だと筆者は考えています。


なぜ「タヌキとキツネのスタンプは終了」と言われる?考えられる理由

販売元が「シリーズを終了する」と説明した事実は見つかりませんでした。ただ、誤解が生まれやすい具体的な事情は、調べるといくつか出てきました。

以下は、筆者が確認できた材料から推し量ったものです。噂の出どころを特定したわけではありません。

理由1:外部サイトの「提供終了」表示がスタンプの終了に見える

検索で出てくる「提供を終了しました」という表示は、外部サイト自体の終了を知らせるもので、スタンプとは関係ありません。

「モスコさんのLINEスタンプコレクション」というスタンプ紹介サイトは、2025年12月18日でサービスを終えたことを、自らのトップページで告知しています。

このサイトにはタヌキとキツネのスタンプを紹介するページがありました。スタンプ名と「提供を終了」という言葉が同じ画面に並ぶと、ざっと見ただけでは「このスタンプが終わった」と読めてしまいます。筆者は、これが誤解のきっかけとして一番具体的な候補だと見ています。

理由2:同じ販売元のほかの作品が一覧から外れている

フロンティアワークスの販売元一覧からは、実際にいくつかの作品が外れています。ただし、タヌキとキツネは1種も外れていません。

LINE STOREの各スタンプの販売ページには、「株式会社フロンティアワークスの他の作品」という欄があります。検索エンジンに残っていたこの欄の古い表示(表示された時期は特定できません)には、「幸福路のチー」「腕鳥。」「華子さんとメリーさん」「うさぎのボスとぽぽたむ様」「新入社員はうさぎ」「ブラプリ! ちま俺!Vol.1」が並んでいました。

2026年10月3日の一覧では、この6作品が見当たりません。いつ、なぜ外れたのかは公表されていません。

同じ販売元でスタンプの入れ替えがあったことが、「フロンティアワークスのスタンプが消えた」→「タヌキとキツネも消えた」という形で混ざって伝わった可能性はあると思います。

理由3:名前の似たスタンプが多く、目当てのものを見つけにくい

6種のうち5種が「動く」を含む似た名前なので、検索で目当てのものが埋もれやすくなっています。

名前の一部だけで探すと、別のスタンプが上に出てきて「前に見たあれがない」と感じることがあります。そんなときは、販売元の作品一覧から6種を順に見ていくのが確実です。

理由4:使い放題サービスの移行で使えなくなった

使い放題で使っていたスタンプは、プランの解約や変更で使えなくなることがあり、利用者からは「突然消えた」ように見えます。

LINEヤフーの発表によると、使い放題サービス「LINEスタンプ プレミアム」はLYPプレミアムへ統合されることになりました。LINEのヘルプでは、LINEスタンプ プレミアムの新規受付は2026年7月で終了したと案内されています。

既存の利用者は、2026年9月以降、契約内容に応じてLYPプレミアムの各プランへ順次移行する流れです。LINEの告知によると、iOSのアプリ内決済で利用している人は移行の開始時期が延期されています。

使い放題で使っていたスタンプは個別に買ったものではないので、移行や解約のタイミングで使えなくなることがあります。この時期に「スタンプが消えた」と感じた人がいても不思議ではありません。

どのスタンプが今使い放題の対象かは、LINEアプリのスタンプショップで個別に確認してください。

※画像はAIによるイメージ

タヌキとキツネのLINEスタンプが販売終了したら、購入済みの分は使えなくなる?

個別に買ったスタンプは、販売終了後も使い続けられます。

タヌキとキツネのスタンプは、クリエイターズスタンプとして販売されています。LINE Creators Marketのヘルプでは、販売を止めても、すでに購入した人は引き続き使えると案内されています。

同じヘルプには、販売を止めるとLINEスタンプ プレミアムへの参加設定が自動で「参加しない」に変わるとも書かれています。

つまり、個別購入の分は手元に残り、使い放題で使っていた分は販売停止と同時に使えなくなるということです。理由4の「突然消えた」は、この仕組みとも関係しています。

機種変更のあとにスタンプが見当たらない場合は、まず購入履歴からの再ダウンロードを試してください。LINE STOREのヘルプでは、LINEの設定から[スタンプ]→[購入履歴]と進み、該当のスタンプを選んでダウンロードする手順が案内されています。

なお、LINE STOREの販売ページには、購入後はキャンセルできないと書かれています。似た名前が多いシリーズなので、プレビューで中身を確かめてから買うと安心です。


一覧から消えた6作品の共通点は?筆者の観察

ここからは、確認できた表示をもとにした筆者の観察と分析です。

一覧から外れた6作品と、残ったタヌキとキツネ6種を見比べると、いくつか違いが見えてきました。

  • 外れた6作品は、すべて動かないスタンプでした。 一方、販売元の「動く」スタンプは、タヌキとキツネの5種と「動くたるしばスタンプ」の計6種がすべて残っています。
  • 古い表示では、外れた作品の多くに使い放題対象を示す「Premium」の印が付いていました。 ただし「ばなにゃ」「たるしば」「落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)」など、同じ印が付いていて今も残っている作品もあります。
  • アタモト先生の作品は、すべて残っています。 タヌキとキツネ6種に加え、同じ作者の柴犬漫画『たるしば』のスタンプ2種も一覧に並んでいます。

使い放題の対象だったかどうかだけでは説明がつかないので、別の要因もあると考えるのが自然です。

筆者としては、今も新刊やイベントが続いている作品のスタンプが残り、展開が落ち着いた作品のスタンプが整理されたと見るのが一番しっくりきます。『タヌキとキツネ』と『たるしば』は、どちらもアタモト先生の作品として今も展開が続いているからです。

ただし、これは表示の比較から筆者が推測したもので、販売元が理由を説明したわけではありません。


アニメ放送で『タヌキとキツネ』LINEスタンプの新作は出る?筆者の考察

ここからは、確認できた事実をもとにした筆者の考えです。

まず、作品が今まさに一番盛り上がっている時期だという点が重要です。

TVアニメ『タヌキとキツネ』は、2026年10月4日から毎週日曜朝7時、テレ東系6局ネットの『アニもり!』内で放送が始まります。フロンティアワークスの発表によると、シリーズ累計発行部数は135万部を突破しました。

新刊『タヌキとキツネ ゆるっと 2』は10月15日発売で、61ページの描き下ろしが収録されます。10月1日からは全国の対象書店で、アニメ化と新刊発売を記念したフェアも順次始まっています。

さらに10月3日から27日まで、新宿三丁目ロフトで「タヌキとキツネ10周年展」が開かれています。

アニメ化、新刊、10周年が重なる時期に、作品の顔とも言えるLINEスタンプを止める理由は見当たりません。筆者としては、シリーズのスタンプが終わる可能性は低く、むしろ新作が出てもおかしくない時期だと見ています。

そう考える根拠は、これまでのスタンプの出方にあります。

敬語スタンプはロフトのポップアップストア、ほめるスタンプは東京のポップアップショップと同じ時期に告知されました。そして「ゆるっとスタンプ」は、モノクロ漫画『タヌキとキツネ ゆるっと』の発売日にあわせて登場しています。

このシリーズのスタンプは、単体の商品というより、コミックスやイベントの節目に合わせて出る「作品展開の一部」になっていると言えます。今回は、アニメ放送と「ゆるっと 2」の発売が数週間のうちに重なります。過去の出方から見て、何らかの動きがあっても不思議ではありません。

ただし、2026年10月3日時点で、アニメ放送にあわせた新しいLINEスタンプは発表されていません。ここは筆者の予想にすぎないので、公式Xやフロンティアワークスの発表を待つべきところです。

どんな場合なら販売終了がありえる?

一方で、出版社のスタンプでも「永久に売られ続ける」とは限りません。一般論として、クリエイターズスタンプの販売が止まる可能性があるのは次のような場合です。

  • 販売者(今回はフロンティアワークス)が、ラインナップを見直して販売を止めると判断した場合
  • キャラクターの権利や契約の見直しで、販売の形が変わる場合
  • LINE側のルールや審査の基準が変わり、対応が必要になった場合

同じ販売元で6作品が一覧から外れていたことは、こうした整理が実際に起きうることを示しています。

とはいえ、タヌキとキツネは今まさに展開が広がっている最中です。上に挙げた条件が近いうちに当てはまるとは、筆者は考えていません。

それでも、気に入ったスタンプがあるなら、使い放題に頼らず個別に買っておくのが確実です。前述のとおり、買ったスタンプは販売終了後も使い続けられるからです。


6種のタヌキとキツネスタンプはどう選ぶ?(補足)

名前と販売ページの説明から、用途の目安を簡単にまとめます。

  • 普段のやりとり用:「動くタヌキとキツネ日常スタンプ」か、全40種の「ゆるっとスタンプ」
  • 相手を励ます・ねぎらう:「動くタヌキとキツネほめるスタンプ」
  • 職場や目上の人にも送る:「動くタヌキとキツネ敬語スタンプ」
  • 小さいキャラクターや動きを楽しむ:「動くちびっこスタンプ」「はやく動くタヌキとキツネスタンプ」

同じ一覧には「たるしば」「ばなにゃ」など別作品のスタンプも並んでいます。タイトルに「タヌキとキツネ」が入っているかを確かめると、買い間違いを防げます。

※画像はAIによるイメージ

まとめ

『タヌキとキツネ』のLINEスタンプは、2026年10月3日時点で6種すべてがLINE STOREの販売元一覧に載っており、終了していません。2019年の敬語スタンプから2025年11月のゆるっとスタンプ(全40種)まで、新作が積み上がってきたシリーズです。

「終了」と言われる背景には、外部のスタンプ紹介サイトのサービス終了、同じ販売元のほかの作品が一覧から外れたこと、似た名前のスタンプが多いこと、使い放題サービスのLYPプレミアムへの移行が考えられます。

TVアニメの放送開始と10周年が重なる今、スタンプ展開が止まる気配はありません。気になったときは販売元の作品一覧を直接見て、価格と中身をLINEアプリで確かめてから購入しましょう。


よくある質問

タヌキとキツネのスタンプが使い放題の対象かはどう見分ける?

LINEアプリのスタンプショップで各スタンプのページを開き、使い放題の対象を示す表示や、使い放題で使うためのボタンがあるかを確かめます。対象かどうかは途中で変わることがあるので、長く使いたいものは個別に買っておくと安心です。

機種変更したらタヌキとキツネのスタンプが消えた。どうすれば戻る?

個別に買ったスタンプであれば、LINEの設定の[スタンプ]→[購入履歴]から再ダウンロードできます。LINEアカウントを正しく引き継いでいることが前提です。

アニメ放送に合わせて新しいタヌキとキツネのスタンプは出る?

2026年10月3日時点では、新しいLINEスタンプの発表は確認できていません。最新情報は『タヌキとキツネ』の公式Xやフロンティアワークスの発表で確認してください。


参考

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