アニメ『タヌキとキツネ』声優は誰?タヌキ・キツネ役のキャストと代表作を紹介

山の森の中で、のんびり座るタヌキと少しそっぽを向くキツネ。やわらかい日差しの秋の朝 タヌキとキツネ
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アニメ『タヌキとキツネ』の声優は、タヌキ役が久野美咲さん、キツネ役が東山奈央さんです。

ほかに、オオカミ役の森川智之さん、ナレーションとウサギ役の長縄まりあさん、クマとウサギ役の永塚拓馬さんが出演します。放送は2026年10月4日(日)から毎週日曜あさ7時00分、テレ東系6局ネット「アニもり!」内です。

この記事では、TVアニメ『タヌキとキツネ』の声優陣と代表作、コメントの要点、主題歌、見逃し配信先をまとめます。あわせて、2018年のショートアニメ版との違いや、制作会社の経歴から見える今回のアニメ化の意味も考えます。

アニメ『タヌキとキツネ』の声優は誰?キャスト一覧

TVアニメ『タヌキとキツネ』のメインキャストは、2026年9月4日に発表されました。同じ日に、キャラクターボイス入りのPVも公式YouTubeで公開されています。

声優ごとの担当役は次のとおりです。

声優担当役
久野美咲タヌキ
東山奈央キツネ
森川智之オオカミ
長縄まりあナレーション、ウサギ
永塚拓馬クマ、ウサギ

ウサギ役だけは、長縄まりあさんと永塚拓馬さんのふたりが担当します。

公式サイトのキャラクター紹介では、ウサギは「月に住んでいて、タヌキたちを見守る存在」と設定されています。複数のウサギが登場する作品なので、声の高さが違うふたりで演じ分ける形をとったと考えられます。

筆者としては、5人という少人数を実力派で固めた点に、「小さな山の世界をていねいに作る」姿勢を感じました。


『タヌキとキツネ』はどんな作品?原作と10周年の歩み

『タヌキとキツネ』は、漫画家アタモトさんによるフルカラーコミックです。

マイペースで食べることと遊ぶことが大好きなタヌキと、そんなタヌキにちょっかいを出してしまう、素直になれないキツネ。山で暮らす2匹と仲間たちの、のんびりした日常を描いています。

シリーズ累計135万部、2026年で10周年

原作はフロンティアワークスの「リラクトコミックス」から刊行されています。TVアニメ公式サイトでは、シリーズ累計135万部突破と紹介されています(3月のアニメ化発表時は130万部でした)。

2026年に10周年を迎えることから、作品のスタートは2016年ごろにあたります。TVアニメ化は、この10周年記念企画として2026年3月27日に発表されました。

主な関連書籍は次のとおりです。

  • フルカラーコミックス『タヌキとキツネ』1~10巻
  • コミックス『タヌキとキツネ ゆるっと』1巻・2巻(2巻は2026年10月15日発売予定)
  • 絵本『タヌキとキツネ 小さなともだち』『タヌキとキツネ 冬のおはなし』『タヌキとキツネ ちびっこの冒険』

※発売日や在庫は変わることがあるため、最新は出版社の公式情報で確認してください。

2018年のショートアニメ版とは何が違う?

実は、今回が初めての映像化ではありません。2018年2月から、1話30秒のショートアニメ版が公式YouTubeチャンネルなどで配信されていました。

当時の報道によると、全20話のうちYouTubeなどで配信されたのは18話で、残り2話はコミックス4巻の限定版DVDにのみ収録されました。

スタッフは今回とまったく異なります。2018年版は監督が月見里智弘さん、制作がレスプリでした。

一方、今回のTVアニメは監督も制作会社も新しい体制です。また、筆者が確認できた範囲では、2018年版の声の出演は大きく告知されておらず、今回の5人は新たなキャストとして発表されています。

つまり今回は「続編」というより、新スタッフ・新キャストによる、地上波向けの作り直しと考えるのが自然です。

TVアニメのスタッフと主題歌

  • 原作:アタモト『タヌキとキツネ』(フロンティアワークス/リラクトコミックス刊)
  • 監督:日野トミー
  • シリーズ構成・脚本:木原梨花
  • アニメーション制作:アカツキメディアスタジオ
  • 主題歌:SILENT SIREN「ニコイチ!」(作詞:すぅ、作曲・編曲:クボナオキ)

キービジュアルは2026年8月21日に公開されました。タヌキとキツネがならんでおにぎりをほおばる、作品らしいほのぼのとした絵柄です。

主題歌は9月13日に発表されました。公式サイトでは、SILENT SIRENにとって8年ぶりのアニメタイアップと紹介されており、新曲が流れる本編PVも公開されています。

「ニコイチ」という言葉は、2つで1組の仲良しを指します。タヌキとキツネの関係にそのまま重なるタイトルで、作品への寄り添い方がよく分かる選曲だと感じました。


タヌキ役の声優・久野美咲の代表作とコメント

タヌキ役は久野美咲さんです。

アニメイトタイムズでは、代表作として『七つの大罪』のホーク役、『メイドインアビス 烈日の黄金郷』のファプタ役が紹介されています。筆者の補足として、『ふらいんぐうぃっち』の椎名千夏役も、幼さと愛らしさが光る役として印象に残っています。

コメントでは、こんなにかわいいキャラクターを任されてうれしいと喜びを伝えました。そのうえで、原作の「のほほん」とした雰囲気を表現できるよう頑張りたいと語り、のんびり楽しんでほしいと呼びかけています。

ホーク役で見せた「動物キャラのとぼけた味わい」は、タヌキにもそのまま活きそうです。テンションを上げすぎず、ゆるさを保ったまま表情をつけられるかが、演技の大きなポイントになると筆者は見ています。


キツネ役の声優・東山奈央の代表作とコメント

キツネ役は東山奈央さんです。

アニメイトタイムズでは、代表作として『ニセコイ』の桐崎千棘役、『ゆるキャン△』の志摩リン役が挙げられています。筆者の補足としては、『きんいろモザイク』のアリス・カータレット役もよく知られています。

注目したいのは、この2つの代表作の組み合わせです。

千棘は気が強くて素直になれないヒロイン、リンはひとりの時間を好む落ち着いた少女でした。「強がり」と「静かなゆるさ」の両方を演じてきた経験は、公式設定で「素直になれないあまのじゃく」とされるキツネにぴったり重なります。

コメントでは、以前からかわいいと思って気になっていた作品に出演できてうれしいと話しました。さらに、ふたりの関係のほっこり感や、のどかな空気に癒やされる作品だと、その魅力を語っています。

演者自身がもともと原作に注目していたというのは、原作ファンにとって安心材料になるでしょう。

※画像はAIによるイメージ

脇を固める声優(森川智之・長縄まりあ・永塚拓馬)の代表作とコメント

以下の代表作は、キャスト発表には含まれていないため、筆者が一般に知られた出演作から補ったものです。最新の出演情報は各事務所の公式プロフィールで確認してください。

オオカミ役:森川智之

森川智之さんは、低く落ち着いた声で知られるベテラン声優です。

『NARUTO -ナルト- 疾風伝』の波風ミナト役、『鬼滅の刃』の産屋敷耀哉役、『ファイナルファンタジーVII』シリーズのセフィロス役などで知られ、洋画吹き替えではトム・クルーズの声でもおなじみです。

コメントでは、かわいい世界に加われるのが楽しみだと話し、ほっこりした時間を届けたいと意気込みを見せました。

公式設定のオオカミは「寡黙な一匹狼なのに、なぜかタヌキに懐かれている」キャラクターです。少ないセリフで存在感を出す役は、森川さんの声の重みが最も活きるタイプだと考えられます。

ナレーション・ウサギ役:長縄まりあ

長縄まりあさんは、高く愛らしい声が持ち味です。代表作には『はたらく細胞』の血小板役などがあります。

コメントでは、作品を見ていると心がぽかぽかして、やさしい気持ちになれると語りました。視聴者にもその心の温かさを味わってほしいと呼びかけています。

ナレーションは作品全体のテンポを決める役割です。「昔むかし、あるところに」と始まる絵本のような語り口と、長縄さんのやわらかな声の相性に期待したいところです。

クマ・ウサギ役:永塚拓馬

永塚拓馬さんは、アニメやゲームで幅広く活躍する声優です。

代表作には、『僕のヒーローアカデミア』の口田甲司役があります。口田は生き物と心を通わせる「個性」を持つ、大きな体なのに心やさしい少年です。2026年夏には『岩元先輩ノ推薦』にも出演しています。

公式設定のクマは「とても力が強く、できればみんなと全力で遊んでみたい」キャラクターです。大きな体と、やさしさ・ちょっとした不器用さという組み合わせは、口田役で培った演技の延長線上にあると筆者は見ています。

コメントでは、「モチモチ」のかわいい動物がたくさん出てくる作品だと紹介し、自身も原作に親しんでいたと明かしました。毎週の癒やしとして元気をチャージしてほしい、とメッセージを寄せています。

ちなみに、永塚さんの誕生日は10月4日で、放送開始日とちょうど重なります。ファンにとっては、誕生日に出演作の放送が始まるうれしい偶然と言えそうです。


『タヌキとキツネ』アニメはいつから?どこで見られる?放送・配信情報

TVアニメ『タヌキとキツネ』は、2026年10月4日(日)から毎週日曜あさ7時00分、テレ東系6局ネットの「アニもり!」内で放送されます。

放送局は、テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビ北海道、TVQ九州放送、テレビせとうちの6局です。公式サイトでは、第1話のタイトルが「はじまりはじまり」と案内されています。

「アニもり!」は、テレビ東京が2026年4月12日に始めた、ショートアニメ専門の30分のオムニバス番組です。『クマーバ』や『おでかけ子ザメ』などの短い作品が、毎週まとめて放送されています。

見逃し配信・サブスク配信先

公式サイトでは、配信先が次のように案内されています。

  • 見逃し無料配信:公式YouTube、ネットもテレ東、TVer
  • 配信サービス:バンダイチャンネル、dアニメストア、J:COM STREAM、みるプラス、TELASA、Lemino、U-NEXT/アニメ放題、DMM TV、Amazon Prime Video、ABEMA

日曜朝に見逃しても、無料で追いかけられる環境が整っているのはうれしいポイントです。配信開始の日時や期間はサービスごとに異なる場合があるため、最新は各サービスで確認してください。

1話は何分?

1話あたりの尺は、2026年10月2日時点で公式サイトに明記されていません。

「アニもり!」は30分の枠に複数のショートアニメを並べる番組なので、本作も短い尺になると考えられます。ただし具体的な分数は、初回放送や公式の続報で確認するのが確実です。

※画像はAIによるイメージ

SNS・YouTube発の作品が地上波へ。『タヌキとキツネ』の強みと課題は?

ここからは筆者の私見です。

2018年のショートアニメ化を伝えた当時の報道では、『タヌキとキツネ』はSNSを中心に人気を広げている作品と紹介されていました。グッズやLINEスタンプも展開され、ネットから広がった作品だったわけです。

こうした「ネット発のかわいいキャラクターが地上波へ」という流れには、身近な先例があります。それが、今回アニメーション制作を担当するアカツキメディアスタジオ自身の作品『クマーバ』です。

制作会社アカツキメディアスタジオの経歴が示すもの

アカツキメディアスタジオは、ゲーム会社アカツキの子会社です。もともとは2019年に始まったYouTubeの「クマーバチャンネル」の事業から生まれ、2020年に法人化、2025年6月に現在の社名へ変わりました。

『クマーバ』はYouTube発のキャラクターから、2024年4月にテレビ東京で地上波アニメ化され、2026年4月からはシーズン3が「アニもり!」で放送されています。ほかにも、TBSで放送された『ンめねこ』の制作も手がけています。

つまり同社は、「ネットで育ったキャラクターを、子どもも見る地上波の短尺枠に合わせて作る」ことを実際に積み重ねてきた会社です。筆者は、この経歴が今回の起用のいちばんの理由だと考えています。

本作の強み

筆者が考える強みは、次の3つです。

  • 10年分の原作ストックと、135万部規模のファン層があり、短い話を数多く作りやすい
  • 制作会社が同じ枠・同じ短尺フォーマットで実績を持っている
  • 主役2人に代表作の多い実力派を起用し、短い尺でも声の満足度が高い

特に3つ目は大きいと感じます。ショートアニメは1話が短いぶん、声の第一印象がそのまま作品の印象になりやすいからです。

考えられる課題

一方で、課題もあると考えます。

ひとつは、フルカラーならではの淡い色づかいの再現です。原作はやわらかな色彩が魅力なので、テレビ画面でその空気感をどこまで保てるかは注目点です。

もうひとつは「間」の取り方です。この作品の笑いや癒やしは、セリフの少ないコマや、2匹が黙って並んでいる時間から生まれることが多いと感じます。

2018年版は1話30秒という、きわめて短いフォーマットでした。今回は尺が延びる可能性が高いぶん、余白を「長さ」で表現できる余地が生まれます。その余白をどう使うかが、原作ファンの評価を分けそうです。


今後の見通し:「10周年の締めくくり」ではなく「次の10年の入り口」に

筆者としては、今回のTVアニメは10周年の締めくくりではなく、次の10年の入り口になる可能性があると見ています。

これまでのファンは、SNSや書店で作品に出会った大人が中心だったと考えられます。日曜朝の枠で新しく作品を知った子どもや家族が、絵本やコミックスに手を伸ばす流れが生まれれば、ファン層は大きく広がるはずです。

タイミングもそろっています。10月15日には『タヌキとキツネ ゆるっと』2巻の発売が予定されており、放送開始から約10日後にあたります。

さらに参考になるのが『クマーバ』の歩みです。同作は地上波でシーズンを重ね、2026年にはシーズン3まで続いています。

『タヌキとキツネ』も反響しだいでは、同じようにシーズンを重ねる長期シリーズになっていくかもしれません。同じ制作会社・同じ枠という条件がそろっているだけに、個人的にはその可能性は十分あると考えています。


まとめ:アニメ『タヌキとキツネ』の声優と見どころ

アニメ『タヌキとキツネ』は、タヌキ役の久野美咲さん、キツネ役の東山奈央さんを中心に、森川智之さん、長縄まりあさん、永塚拓馬さんが出演します。

10周年を迎えた累計135万部の原作を、『クマーバ』を手がけたアカツキメディアスタジオが、新スタッフ・新キャストで地上波向けにアニメ化した作品です。主題歌はSILENT SIRENの「ニコイチ!」で、TVerや公式YouTubeでの見逃し無料配信も用意されています。

主役ふたりの代表作を見ると、のんびりしたタヌキと素直になれないキツネに、それぞれぴったりの経験を持つ配役だと感じます。日曜の朝、ゆっくり楽しめる癒やしアニメとして、放送を楽しみに待ちたいところです。


よくある質問

アニメ『タヌキとキツネ』のタヌキとキツネの声優は誰?

タヌキ役は久野美咲さん、キツネ役は東山奈央さんです。キャストは2026年9月4日に発表されました。

アニメ『タヌキとキツネ』はいつから、どこで見られる?

2026年10月4日(日)から毎週日曜あさ7時00分、テレ東系6局ネットの「アニもり!」内で放送されます。見逃し無料配信は公式YouTube、ネットもテレ東、TVerで、ほかにdアニメストアやU-NEXTなど多数のサービスで配信予定です。

アニメ『タヌキとキツネ』は1話何分?

2026年10月2日時点で、公式サイトに1話の尺は明記されていません。ショートアニメ専門番組「アニもり!」内での放送のため、短い尺になると考えられます。

『タヌキとキツネ』は前にもアニメ化されていた?

はい。2018年2月から、1話30秒のショートアニメ版が公式YouTubeなどで配信されていました。監督や制作会社は今回と異なり、今回のTVアニメは新しい体制で制作されています。


参考

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